今回、ご紹介する絵本はこちら

「いない いない ばあ」
文・松谷みよ子
画・瀬川康男
童心社

こちらの絵本、

1967年の発売。半世紀以上の間読まれてきている絵本です。

絵がちょっと渋いな～なんて思う方もいるかもしれませんが（笑 ）

赤ちゃんは不思議とこの絵本に惹き付けられます。

ところで赤ちゃんをあやす時に行う「いないいないばぁ」。

私は長女を出産した時に「いないいないばぁ」でキャッキャッと笑うのはいつなんだろう？

と疑問を抱きました。

生まれたばかりの赤ちゃんはもちろん、

目がはっきり見え始めた頃の赤ちゃんも「いないいないばぁ」では笑いません。

まずは大人が「いないいないばぁ」を繰り返し行うことで赤ちゃんが記憶する。

そして赤ちゃんが『あれ？「いないいない～」で消えたぞ…

でも「ばぁ」で出てくるかな？』と予測する。
さらに『出てきて欲しいなー♪』とわくわく期待する。
これらの記憶、予測、期待する3つの力が備わって初めて

「いないいないばぁ」でキャッキャと笑うわけです。

「いないいないばぁ」、

実は赤ちゃんの大きな成長が見られる遊びだったんですね☆

赤ちゃんの成長を感じながらこの絵本を読んでみるのも良いかもしれませんね。

ちなみに「いないいないばぁ」は英語では

「Peeka-boo(ピーカ・ブー)」と言うそうですよ。
Eテレが好きな方は「なるほど！」と思ったでしょうか…？笑