くわのき助産院

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ハンズオンセラピー

骨盤合わせとは(ハンズオンセラピー)

出産後、骨盤のずれが気になっているお母さんは多いのではないでしょうか?
今回は骨盤のお話です。

*産後の骨盤の大切さ

産後、体質改善の最高のチャンスのときなのです。
骨盤は、正しい位置にあって、スムーズに動いているのがいい状態です。
重い上体を支え、体の中心にあって、お尻という筋肉のかたまりに覆われているので、
ゆがんだ骨盤を調整することは、普段ではそう簡単ではありません。

しかし、出産直後は骨盤が最も自由に動くので、
ゆがみが調整しやすくなります。

加えて出産直後から6か月ぐらいまでの時期は、
骨盤が自分で戻ろうとする力の大きいときでもありますので、
出産後のこのときは、
じつは体質改善のチャンスのときなのです。
 
出産という大仕事をした後は、
1,2日はゆっくり横になって休んでください。
その間、雑多なことは全ておまかせして、からだの回復を待ちます。

お母さんの身体は一生懸命元に戻ろうとしています。
一番は自然にまかせ、骨盤がバランスよく合わさるまで無理をしないことです。

この産後1,2日の時期にうまく骨盤が調整されると、
子宮の戻りもよく、お乳の出もよくなります。
そして、なんといっても、からだが健康になります。

それが心に余裕をつくり、育児を楽しむことができるようになるのです。

もし、この時期の自然な骨盤の戻りに自信のない方は、
なるべく早い時期に骨盤の調整をされることをおすすめいたします。

*そして、普段の骨盤の大切さ

骨盤の大切さは、産後に限りません。
体の中心にあって、思い上体を支え両足の基となっている骨盤は、
普段からよくあたため、左右を整え、
しなやかにバランス良くすごしていることは
思った以上に大切なことです。

骨盤は大切な臓器を守り包み込んでいる大きくて頑丈な骨です。

子宮、卵巣など、いのちを育むための内臓はもとより、
腸、膀胱などの、消化や毒出しに重要な内臓を内包しています。

また、骨盤の中には、たくさんの神経が複雑に絡み合っているところです。

もし、片方の骨盤の動きが鈍ければ、
その内側の内臓の働きや血行も鈍り、
それが左右のゆがみとなって、からだ全体に影響します。

ですから、左右の骨盤をそろえ、
ゆがみを調整することは、大切なことなのです。

自然な骨盤に自信はありますか

骨盤が自然な状態に戻れないでいると、
腰痛、冷え性、生理痛、下半身のむくみ、
下半身太りなどのお悩みの元になることもあります。

また、股関節、ひざの関節、足首などに影響を及ぼすこともあります。

骨盤セルフチェック
(自分で気づいている、自覚がある範囲で)

□ 横すわりをするとき、同じ方向にばかり座ってしまう。
□ 何気なく立ったとき、かたの高さや骨盤の高さに左右差がある。
□ 脚の長さに差がある。
□ イスに座るとき、脚を組んだほうが楽だ。
□ 胸囲より、腰まわりのほうが大きい。
□ 足首がガタガタして、なんでもない所で、よくつまずきやすい。
□ 下半身のむくみを感じる。
□ 便秘、または下痢を繰り返すほうだ。
□ 生理痛がひどい、または生理不順だ。
□ 寝つきが悪く、ぐっすり眠れない、または反対に寝起きが悪い。

正しい骨盤とは

骨盤は、いつもきちんとした位置にあって、
スムーズに動いているのがいい状態です。

女性の骨盤は、妊娠出産のときが一番大きく動いて開きますが、
その時以外にも、そして男性であっても、
実は骨盤は、常に自然な開閉のリズムを持っています。

一日の中でも、朝に向かって骨盤は閉まっていき、
仙骨と尾骨がうしろに反り上がってきます。
反り上がって寝ていられなくなって目覚めます。

また、夜に向かって骨盤は少しずつ開き、
仙骨や尾骨が下がっていきます。

そうすると、自然に目が開けていられなくなって、眠りに落ちるのです。

さらに骨盤は、月の満ち欠けと同じ28日周期で変化しています。
2週間かけて徐々に閉まり、ピークで排卵を迎え、
また2週間かけて徐々に開いて、最大限のときに月経を迎えるわけです。

開閉の動きはわずかなものですが、
このようにいつも柔軟に変化し、
ゆらぎながらバランスを保っているのが骨盤です。

骨盤の変化を感じ、
自然な開閉運動のリズムを知って、
それぞれの状態に上手につきあっていくことができるのが理想的です。

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